読んだもの

電気グルーヴのメロン牧場-花嫁は死神

電気グルーヴのメロン牧場-花嫁は死神

すっかり読んだの忘れてた、これ。アルバムと同時発売になった第二弾を買いに行ったのだけど、気づいたら第一弾を売ってしまって手元になかったので買いなおした。文フリ前は活字を見るだけで吐き気がしていたのに、放談ということもあってか、なぜかすらすら楽しく読めてしまった。
卓球と瀧の当意即妙のやりとりはもちろんなんだけど、自分はこれ読んで、山崎洋一郎がますます好きになりましたね。文章は居丈高だし、暑苦しいところもあるけど、それも含めてとってもチャーミングで愛すべき人なんだと思う。そもそも、大学生の時分に『ロッキング・オン・ジャパン』を愛読していたというのもあるけど。
特に、『SPA!』の嫌いな音楽ライターで第一位に選ばれたことに本気でへこんでたりしてるところとか、すごい正直で人間くさいんだよね。電気のふたりにも指摘されてるけど、基本、ネクラでかなり鬱っぽいし。
先日もある人と話してたんだけど、普段躁っぽく見える人ほど実は鬱的な気質の持ち主だったりする。こういうタイプの人って、一度鬱に入るとドツボにはまることを分かっているから、あえて自分を無理矢理鼓舞してテンション高く保っていたりして。宇川直宏さんとか、そういう感じするんだよなー。



からっぽの世界

からっぽの世界

あと結構前になるけど、仕事の資料として読み返した。元気になったら『自殺直前日記』を再読しようかと。弱ってる時に読んだらやばいので。