観た読んだ聴いた

ライブテープについては、後日ちゃんと書きます……。

松江哲明監督『ライブテープ』(2・13 黄金町)
RESET-N『青』(2・11 スズナリ)
MU『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人 Cプロ』(2・11 OFFOFFシアター
ナカゴー『リベンジャーズ・トラジディー』(2・17 王子小劇場

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前野健太とライブテープ

昨日の昼、「ライブテープ」という映画を見たら胸がいっぱいになってしまい、心の中で泣き続けた。その後、友達と飲み会などの予定があったんだけど、どうしてもこの気持ちをそのまま持って帰りたくて、キャンセルしてしまった。しばらくはひとりになってこの余韻に浸りたいなあ、と。そういう時間はとても贅沢だと思う。時として、友達と楽しく馬鹿騒ぎするよりも。(この文章、明日続きを書きます)

最近書いたもの

今出てる
■『ミュージック・マガジン』に、サンプル「あの人の世界」の劇評、三沢洋紀とゆふいんの森、ザ・ファイアリー・ファーナセスのレビューを書きました。

■『マーキー』に、フルカワミキのインタビューを書きました。演劇連載では、康本雅子インタビューの他、庭劇団ペニノ、HARAJUKU PERFORMANCE+の紹介記事を書きました。レビューも7本ほど。

■『CDジャーナル』、『レコード・コレクターズ』、『ラティーナ』に、諸々色々レビューを書きました。

岩井秀人(ハイバイ)1万字インタビューを書いた『エクス・ポ』と、gnu大蔵雅彦1万字インタビュー、連載:架空のライナーノート(お題はネルス・クライン)を書いた『ヒアホン』がようやっと出ました。

これから出る
■ダニエル・バーナード・ローメインというNYのヴァイオリニストの07年作品(フィリップ・グラス坂本龍一も参加)のライナーノートを書きました。

ツイッターは精神衛生上、毒。

秋口からずっと調子が悪い。いつも調子が悪いと言ってるじゃん、と言われるし、それはまあその通りなのだが、色々とあって、母の告別式が終わった今月初めあたりから、一度として「ゼロ」の状態に戻らない。こうやってメールやブログを書けているのはゼロに戻っている証拠なのだが、1時間くらいすると、まだどんよりしてきて、まっくら闇に呑み込まれそうになる。ただ、どの程度調子が悪いのかを、メタな自分が俯瞰して見ていて、今なすべきことを指令してくれるのは、自分のことを客観的に見られるようになった証拠でいいことだと思う。

そんな時、ツイッターはできるだけ見ないほうがいいと思った。各人の仕事状況やそれぞれがやるべきことをやっているのを見ると、おいてけぼりになった感じがいつも以上に強くなる。ひきづられて自分のペースが作れない。世の中、なんてポジティヴでアクティヴなんだろう、自分は棒立ちしているだけだと思ってしまう。皆が絶賛しているライヴや芝居を見られなかったり、皆が盛り上がっている話題のお笑い番組を見て、どこでどう笑っていいのか分からなかったりすると、余計暗くなる。ゼロに戻った時だけ、ちょこっとのぞく程度。

あとやるべきことは、昼間までには起きて日の光を浴びて、軽い運動をし、ちゃんと風呂に入って食べられるものを食べる、抱えている仕事をやる、という最低限のこと。それ以上を望んではならないし、欲張ると余計落ち込むのは分かっているのだが、その最低限がまったくままならない。芝居を見たり忘年会に行ったり、というのは諦める、というか、この感情の針がまったく触れない状態で何かに感動する、ということが不可能なのだから無理。でも、これとこれは行く、と決めたものは行ってみよう。それが何かの糸口になるかもしれない。

能動的に何かやるだけの気力や余裕はない。ダメなときはなにをやってもダメでから回る。できる範囲で外気にあたっていれば、たぶんなにかきっかけが訪れるだろう、というのが35年生きてきた中で得た法則。むろんその法則があてはまらない時もある。なにせ、なくしたものは取り戻せないし、過ぎた時間は巻き戻せないのだ(故人のことにあらず)。ただ、きっかけは、何かあると思いたいし、何がきっかけになるか分からない。

直前ですが、本日ラジオ生出演

本日TBSラジオ(AM)に生出演します。19時時台のコーナーで、4曲ほどセレクトしてしゃべる予定。前回、ECDとかASA-CAHNG&巡礼とか相対性理論をかけたコーナーですね。今回はオール新譜です。http://www.tbsradio.jp/kakiiin/index.html

ビジスタニュース

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