聴いた
- アーティスト: ジェイムス・カー
- 出版社/メーカー: Pヴァインレコード
- 発売日: 2002/08/25
- メディア: CD
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未だにほとんど未知のジャンルであるソウル・ミュージックについて、一知半解を承知で最近思うところを述べるなら、ダニー・ハサウェイやマーヴィン・ゲイはそりゃあ最高だけど、やっぱハイのサウンド・デザインは今聴いてこそ新鮮だし、アル・グリーンのシルキー・ヴォイスは悶絶級のエロさだよね!とか。なんで、レーベルだとモータウンを差し置いて断然ハイを偏愛しているんですが(オーティス・クレイも最近良さが分かるようになってきたぞ)、最近ゴールドワックスが妙に気になる。というかこれまでちゃんと聴いてこなかったんだ、恥ずかしながら。きっかけはジェイムス・カー。あと、サンボマスターの山口隆が湯浅学さんとの対談でこのレーベルについて語っていたから、かな(話変わるけど、愛しのサンボに取材したいともう延々言い続けてるんですが、いっつも「あー他の人に頼んじゃいました」と言われる。レビューは結構たくさん書いてるし、その中の「彼らは日本のザ・ジャムだ」という一文について山口隆がファンクラブの会報で言及してくれてるらしいんだが……)。というわけでゴールドワックス、オトナ買いしたいが、金がない。誰か貸してくれませんか……。
ところで、未だにだみ声(というのも雑駁な括りですが)が苦手で、オーティス・レディングがダメなのが哀しい。なんか損してる気がして。オーティスわからん奴がソウルを語るな、とか怒られそうだけど、もう10年くらい、幾度となくトライしているけどまったくダメなのです。ま、そういう盤が、ある時、ふと、自分でも分からない何かをきっかけに急に輝いて聞こえるようになったりするから音楽はおもしろいわけですけど。